正光寺研修旅行記
      白隠さんゆかりの道場龍沢寺と 秋の箱根路をたずねて
                   平成17年11月23日〜24日
                                                                           へ戻る
                                               
朝7時20分ころになると、参加する方の車が着いたようでした。乗り合わせて、または送ってもらってと様々でしたが、未知への旅先へ気持ちは飛んでいるような晴れやかな表情で、浜松観光さんのバスに乗車しました。
予定通り8時出発。一路参加者の静岡組との合流地点、日本平へと走り出しました。
参加者23名、ドライバーさんも檀家さんという心安さの中、中型の観光バスは程よい空間を乗せて東名にのりました。
富士山愛好者である私は、由比のあたりで目前に現れた富士山に思わず歓声をあげ、天気に恵まれたことに感謝。

静岡組も合流した日本平SA
旅頭のあいさつ中の住職 究極のドライバー森田さん





微かに富士山が目前に。
すみません・・眼凝らして前方を(’’)
1.龍沢寺
三島市の北郊、沢地にある臨済宗妙心寺派の専門道場です。本尊は子安観世音菩薩で開山は原(沼津市)の松蔭寺を開いた臨済宗中興の祖である白隠禅師にて、宝暦11年(1761年)に建てられました。緑樹生い茂る丘陵を背に負い、禅の修業道場にふさわしい境内に、本堂、庫裏、禅堂、経蔵、鐘楼、不動堂などが整然と配置されています。開山堂には白隠・東嶺・星定・玄峰四和尚の像が安置されて、そのうちの一つ星定老師の像は伊豆の名工「入江長八」の作であり、当山にはこの他に長八の名作が多数残っています。
 龍沢寺住職は代々老師と称され、多くの雲水の修行場となっています。特に初期の白隠や東嶺老師、明治初期の星定老師、大正・昭和時代の玄峰老師は名僧として全国に知られています。
 龍沢寺は山の中にある緑樹多き修行道場であるので、作務禅林として知られています。毎月7のつく日は三島、2のつく日は、沼津へ托鉢に行っています。また毎月17日〜24日まで接心(昼夜にわたって座禅すること)があり、境内の立ち入りは禁止になります。毎年11月23日は「観楓祭」という行事があり、寺所蔵の掛け軸などが虫干しを兼ねて一般公開されています。。また、裏山では野点の席が設けられ、紅葉の見物を兼ねて多くの参加者が見られます。私たちが参拝したおりも、たくさんの参拝者で、野点のほうはバスの時間に間に合わなくなり、止む無く諦めました。下記の写真などで龍沢寺の参拝の様子をご覧下さい。

龍沢寺山門

月を模った石庭

大きな石垣の上に白壁の塀が続いています。

奥の建物が禅堂になっています。

入江長八の鏝芸術

廊下の右側の部屋に宝物展がされています。
写真撮影は禁止になっていました。

野点の席です。時間がなかったため、参席できませんでした。













右の集合写真は撮影者が和尚ですぅ

                          つぎ究極のそば「その」へむかいますぅ