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建長寺から円覚寺へと参拝いたしました。円覚寺は、1282年(弘安5年)鎌倉時代後半、北条時宗が中国より無学祖元禅師を招いて創建されました。 |
時宗公は禅を弘めたいという願いと蒙古襲来による殉死者を(敵味方区別なく、冤親平等に)弔うために円覚寺建立を発願されたそうです。 |
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140段の階段を上がりきったところに国宝の大鐘があります。正安3年に北条貞時が、国家安泰を祈って寄進され、鎌倉第一の大鐘で国宝に指定されております。百八つ除夜の鐘は打たれるそうで、一度は拝聴したいものだなぁーと思いながら、年の瀬、鎌倉まで来てなど到底ありえないことだと打ち消しました。
大昔、重機もない世で、いかにしてこの大鐘を作られたのか・・・ご説明では、下で作って、人力でこの高台まで持って上がったそうです。
不可能だと思わない昔人の体力のすごさとそれを後押しする精神力の強さを痛感いたしますね。
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山門から本堂、大鐘と法務部長さまにご案内いただきました。国宝舎利殿は、大接心のため禅堂に入れないとのことで、門の外での拝観となりました。
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次は、鎌倉「鉢の木」にて精進料理を頂きました。 |
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33名美味しく頂戴いたしました。 写真の一の膳の他に、精進かき揚げと白ご飯、汁、香の物、水物がありました。 |
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帰路、江ノ島を左手に観ながら、バスは浜松へと東名を走りました。
毎年の正光寺団参にプラスして、お寺のご住職さまや他の信者さま方との同行もでき、厚みのある旅になったと思います。
わたくし事で申し上げたら、祥光寺の寺庭さまとお話しもできたことが何よりうれしい時間となりました。
旅は道連れと申します。旅でしか味わえない時間のゆとり、共有感などこれからも経験したいものです。
みなさまありがとうございました。
そして、来年、正光寺団参、もっと大きな人の輪が作れたらと願います。
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