正光寺花まつり
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               4月8日、お釈迦さまの誕生日です。
正光寺で50年ほど前に大きな白い象さんを作って、その上にお釈迦さまを乗せて町内をパレードしていました。今年その大切なおめでたい行事を復活させました。
正光寺をスタートした象さんは豊町上を回り、羽鳥を通って豊町下をめぐり、正光寺まで戻ってきました。その間、ご詠歌隊や檀家さん、ご近所の皆さん、こどもたちの行列は沿道の人々に甘茶の飴や甘茶、花の種や風船などを配ってお祝いのおすそ分けをしました。
 
4月8日、風も無く静かで晴れ渡った朝を迎えました。青空の下、9時を過ぎた頃には、自転車を吹っ飛ばして駆けつける男の子たちやお父さん、おじいちゃんの車に同乗してきた女の子たちで山門の外や境内は溢れるくらいの賑わいを見せ始めました。
白い象さんは、早朝より誕生仏と花御堂を乗せて山門で皆さんを待っていました。
子供達には、和尚手作りのスタンプラリーが手渡され、パレードの注意事項や説明を受け、象さんを引っ張る長いロープに子供達は入り、後ろにご詠歌隊が続いて保護者や檀家さん、近所の皆さんなどなど30bくらいの長い列ができました。
                                                       
小学生の男の子女の子、小さな子供さんを抱いて歩いたおじいちゃん、おばあちゃん、お母さんたち、行程の3分の1は抱っこしてもらっても残りは頑張って歩いた幼い子供さんたち・・・
昔を懐かしんで最後まで交通整理に携わってくださった近所の方、お寺の役員の皆さん、
歩きながらお唱えしてくださったご詠歌のみんな・・・・
皆が通るのを気長に待ってくださった車で通行中の地元の方々、沿道で待っていて、お菓子やジュースを言付けてくださった皆さん・・・
多くの皆さんに励まされ、3箇所の休憩を入れて2時間という行程を最後まで歩き通す事ができました。
2箇所、豊町上は松島さん宅を豊町下は小栗さん宅をお借りして、誕生仏に甘茶をかけてお祝いしました。皆で甘茶を飲み差し入れ頂いたジュースで渇きを潤し、少し汗ばむ中、正光寺目指して白象さんを引っ張りました。スタートの時より、道々一人ふたりと参加者も増え、正光寺に到着する頃には、120〜30名の皆さんになっていました。
元自治会長でいらっしゃったこのHPでもご紹介した八ちゃんサンタさんから、ご祝儀と飲み物を、檀家さんや沿道の方々からご祝儀やお菓子、ジュースなど沢山の差し入れを頂戴しました。
スタンプラリー5ポイント全てクリアした子供達は、お寺に到着し、お菓子のつかみ取りや念珠ブレスレット、アンパン、甘茶飴、風船セットなど袋いっぱいのご褒美が待ってました。そして何より白象さんと無事に帰還できた達成感とお釈迦様のお誕生日を甘茶をかけてお祝いしたことを想い出に、そしていつでもどこでもお釈迦様は見守って応援していて下さることなどを学び、仏さまの子どもたちは元気にお家に帰っていきました。今回を第一歩に、より一層楽しくお祝いできるように、いろんな事を考えてみたいと思ってます。     
 たくさんの子供たち、大人の皆さんが集まって下さって、お祝いできたこと心からお礼申し上げます。