シンさんのやぶからボーとれーと
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シンさんのやぶからボーとれーとbS
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今月一日から始めた境内の植木の剪定にもようやく目途がつき、ホッと一息つく今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょう?
約一ヶ月ぶりですね〜、更新したいと思います。写真は先月、世界遺産に登録されている白川郷に伺った時のモノです。
「合掌造り」と呼ばれる茅葺屋根の美しさに感動いたしました。葺き替え直後は黄金色に輝くそうですよ。
「合掌づくり」
名前の由来は茅葺屋根が合掌している時のような急勾配の山形だからだそうです。
また、建築材の接合には金属の釘などは使わずに下記の写真のような「ねそ」と呼ばれる粘着質の灌木などが用いられています。それでも2mを超す積雪にも耐えるんですから凄いですね〜。
屋根裏の柱が黒光りしているのは一階に囲炉裏を置き、その煤や煙が原因だそうです。しかし、それも虫喰いを予防するためのモノだとか。
う〜ん、先人の知恵にはホント頭が下がります。
「結」の精神
屋根の葺き替えは一軒一軒、村人総出で行われるそうです。人の手なしには維持できない合掌の家々が並ぶこの地には、助け合い、支え合い、結び合う絆が「結」という言葉とともに生き続けています。