日々徒然12月 |
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日々徒然11月へ |
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ご本尊様、開山様、妙見様、韋駄天様、床の間や玄関・・・外東司の烏枢沙摩明王様などなど御餅のお供えを終わりました。 |
12月30日
さむぅい一日となりました。そんな中、沢山のお参りがありました。
普段の月参りと少し違うのは、ご家族皆さんでお参り下さることや御餅のお供えがあったり、いつもより念入りな墓石のお掃除、また供花も松竹梅など菊に添えられていたりすることでしょうか・・・
和尚は、お彼岸やお盆など檀家さまのお宅をお経回りさせていただく折に皆さまにお会いするのですが、私は、特に外地区の皆さまはお参りにお見えにならなければご法事以外、なかなかお話しする機会もありません。きょうなどお声をかけてくださったりして、元気なお顔を拝見すると、すごく嬉しくなって「風邪引かないようにね」なんて労いの言葉を頂戴します。「一年ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします」と交わす言葉もあと一日となってしまいました。
今年も一年正光寺を基点に沢山のことを学ばせていただきました。境内初め外回りや本堂、位牌堂、客殿、庫裏など自分が在る事は1に掃除2に掃除・・・
来る年も気持ちを正光寺に落として、健康で366日過ごせたらと願います。
明日は、仕上げのお掃除をして今年を終わらせていただきます。 |
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ミミ、アスカそして烏骨鶏たちです。掃除の合間に目にとまる光景に、気持ちを休めさせてもらいます。
ミミたちのの〜んびりした表情に、平和な時間の流れを感じ、感謝しつつ・・・ |
12月26日
昨日は一日曇天、太陽は厚い雲が遮っていましたが、きょうは、暖かな一日となりました。お寺の内外の大掃除に追われる毎日です。昨日、位牌堂の特例座・別格座の壁も白壁に塗り替えていただき、きょうは、開山様や歴代の和尚様方、また檀家様のお位牌や棚を綺麗にしました。ご本尊様、妙見様、韋駄天様などなど安置されている処も綺麗にしガラス戸はもちろん、天井の柱や桟など普段手の行き届かない処のお掃除でした。300年の重みを柱や敷居に感じながら、拭いていきました。300年ってすごいですよね。いろんな手の温もりをこの柱は知っているんだから・・・ |
ボトヤ団リンクでお馴染みのの松禅寺さま、正定寺さまの寺報をご紹介いたします。
檀信徒の皆さまのみならず、ご縁のある皆さまにも「ふるさとのお寺」に関心をもっていただこうと届けていらっしゃるとの事。遠くに居らっしゃる方には、かけがえのないものだと思います |
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23日part2
10時過ぎには、雨もあがり暖かな陽射しが注いできました。その陽射しに負けないくらいの素敵な訪問者がありました。
ビルさんファミリーです。このHPでも良智美ちゃんが赤ちゃんの時、1歳の頃など可愛い笑顔をご紹介したことがあります。奥様の真理ちゃんは、私の以前の職場ぬしや仏具店の娘さんで、英語の堪能な才媛です。お父さんお母さんの優しさいっぱいの愛情で育っているのが、すごくわかる可愛い2歳半のらっちゃんです。セーターもズボンもブーツもお洒落でかぁわいーい本当に素敵な優しい空気の流れを感じました。らっちゃんの可愛い成長ぶりと共に顔を見せてくださったことに嬉しさを感じます。残念なのは、ゆっくりして頂けなかったことが、すごく残念で、らっちゃんと遊びたかったぁーと悔やまれます。先日、お父さんの故郷ネパールへ帰ってみえたそうで、お土産を頂きました。和尚にはTシャツ、私にはストール、そして紅茶を頂戴しました。ありがとうございました。
お年賀の仕度が整いました。本山の「方廣」、和尚の年頭の挨拶、正光寺特製マッチ、正光寺特製松風煎餅、御本尊様、正光寺特製カレンダーを封筒に230部入れました。
「方廣」の中で、高井庶務部長さまの書かれている文章の中に 子どもから おとなが生まれる
子どもから 新しい日本が生まれる
子どもから 新しい世界が生まれる
子どもこそ おとなの父
という東光寺のご住職東井義雄師の文章の抜粋がありました。心を大切にする、家族の繋がりの大切さを読ませていただきました。 |
ネパールのお土産 |
正光寺お年賀 |
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12月23日part1のち
昨日から降り始めた雨がお昼前には上がってくれました。
昨日は曇天で、まるで山陰の冬景色のような寒そうな朝を迎えましたが、風が静かで作務日和でした。晴れていて風があるよりも、曇天でも風がない方が、外作務には助かります。
また、午後には久しぶりの雨となり、水をあげなくてすみました。
夜は、6時より高町の別院にて、、今年最後の提唱が行われました。思ったより、すごい渋滞で6時30分頃の到着となりました。早々参禅でした。^^;
提唱は、白隠禅師の「毒語心経」で「波羅蜜多」とその中の「明眼衲僧暗結愁」について。
説明いただく中で、碧眼録八八則、一三則、無門関一二則が引用されるのですが、碧眼録と無門関は「やはり見事だ」と感嘆しておられました。参禅を始めて一年と半年になりました。月に一度なのでなかなか進みませんが、来る年も管長さまのご指導を賜りながら、少しづつでも自分の内の成長に繋がっていくような精進ができますように・・・ |
提唱の「毒語心経」です |
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12月19日
きょうは、正光寺を基点に薪流会の托鉢が行われ、下石原を回ってくださいました。徳生寺さま、神宮寺さま、千手寺さま、林泉寺さま、方広寺の雲水さん7名も参加くださり、ありがたかったです。
下石原の勝秋邸まで車で行き、駐車させて頂いて、2時間の托鉢が行われました。
斎座は、牛のしゃぶしゃぶにしました。箸休めは蛸と大根の含め煮です。
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デザートは、少し早めのクリスマスケーキにしました。
俗世間から隔絶された世界で日々修行に励んでおられる雲水さん達、和尚は南禅僧堂時代の事が蘇ってくるようで、外での点心など頂くのも楽しみの一つだったことが思い出されるようです。雲水さんたちが、少しでも修行で緊張の日々の中、楽を感じてもらえたらと、心配りの和尚でした。 |
檀家さん初め下石原の皆さま、ご協力ありがとうございました。 |
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12月18日
寒い朝でしたが、風が静かで作務日和でした。
境内の木々の葉っぱもほとんど落ちて、今年の落葉も一段落かなぁ〜
ブルーベリーの木の根元に挟まった落ち葉をかき出していると、冬眠中のカエル君の邪魔をしてしまいました。土色に体色を変えて、爆睡中の春待ちカエル君は、突然の訪問者に少し手足をばたつかせて驚いていましたが、穴を掘って土や落ち葉を掛けてあげたので、今頃は夢の中だと思います。
葉は低温や凍結に弱い為、また乾燥という環境条件に耐えるために冬になると、落葉するそうですが、全て葉を落とさなくても、弱くなった葉を落として休眠に入る木もあるようです。自然の摂理に従って、無心に命を続けていこうとする、植物も動物も全て、人よりも偉大なように思ってしまいます。人も余分なものは捨て、無に戻らねばならない。と思うのですが・・・難しいです。 |
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12月17日
暖冬とはいえ、やはり冬です、風が冷たくなってきました。
火鉢の炭が絶やせません。夜、残り炭に灰を被せて、火種をおいておき、朝、炭を足します。
炭がいこると、パチッとはぜる音がします。鉄瓶からの湯気が加湿器の役目を果たしてくれたり、鉄瓶が発する松風の音色が心地よいのです。火鉢一つで二役、いや楽しんでいるので三役でしょうか(笑)
昼間は、陽射しが庫裏の居間を温かくしてくれるので、練炭火鉢や炭の火鉢で十分暖を取れています。太陽熱に感謝です。
此処は、冬でも陽光が拝めるので、太陽光発電を利用したいと常々思っている今日この頃です。 |
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山陰の生ズワイガニです |
12月16日
きょうは、風の冷たい日となりました。
西から嬉しい贈り物が届きました。山陰と言えばズワイガニです。ちんねん様ありがとうございます。生は鍋にしても焼いても格別の風味があります。今夜早速ぅ。
東京団参でもご一緒させていただいた太耕院さまをお訪ねしました。本堂の裏手に山林があったそうですが、ご自分がユンボで山道をつくり桜の木やモミジ、梅、ツツジなど300本あまりが植林されており、ほかにも山肌にはラフランス、フェイジョアなどの果実や菖蒲、明日葉、蕗、芹、三つ葉、アンデス向日葵、ダリアなど珍しいものが沢山植えてありました。 |
下の小川の水を引いてきて、蹲に水が落ちてきます。獅子おどしの音が夜には響いてしまうほど静かな処です。 |
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裏山を手作りで散策できる公園に造成されている太耕院のご住職です。 |
春も楽しみ、初夏も楽しみ、夏も、秋も・・・と想い描きながら、ご案内をして頂きました。
また、山頂に小屋があって、夜空を眺めながら眠られるそうです。一日陽が当たっていて、太陽熱の恩恵もあるお部屋でした。
生命あるもの全てが、太陽の光の下で自然に生を受けている感じでした。
レモンの木です
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向こうに見えるのが、星の観える小屋です。 |
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アンデスの向日葵です。 |
ユンボで造成された手作り山道です。500mくらいあるでしょうか。らせん状に上まで続いています。 |
桜が開花していました。 |
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12月13日のち
未明より降り始めた雨も10時頃には、陽光が射して気温もぐっと上がってきました。
第二教区寺庭婦人会研修会が大伝寺さまにて行われました。
お正月用の寄せ植えを皆で楽しみ、新役員さんも交えての来期への意見交換でした。斎座の料理を皆で頬張りながら、雑談も楽しい一時でした。
朝雨だったため、本堂をお借りしての寄せ植えでしたので、ご準備等大伝寺さまに感謝です。ありがとうございました。
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大きな蕪
家の畑で丹精込めて作られた野菜をスーパーカブで届けてくださる辰夫さんです。
大きな蕪を頂戴しました。
すごく柔らかくて美味しいです。
皮を剥いでいる時から蕪の香りが漂ってきます。季節の野菜は、いつも思うのですが、野菜の香りが楽しめて、野菜好きな私たちには、何よりのご馳走です。
出汁やスープだけで煮ただけなのに、野菜の一つひとつが楽しめるんですよね。野菜ってすごいなぁ〜
それを種から作って育てておられる農家の方々もすごいです。 |
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ガーゼますく |
12月11日
きょうは、久しぶりの雨になりました。気温もぐっと下がって、私は朝からくしゃみの連発をしております。雨に鼻炎になりやすい体質のようです。
そんな私は、冬の冷たい外気は苦手なのですが、おしゃれなマスクを見つけました。^^;笑
少し目立ちますかぁ〜?ね。。。でも着けた感じがすごく楽で気持ち良いですよ(^−^)
右の写真は、和尚の手描きですが、先日ちんねん和尚様から、珍しい柚子こしょうをお送り頂いたので、お礼状に添えた画です。ちんねん和尚様がblogにてご紹介下さっていたので、その事に感激して・・・。初めて柚子こしょうに出会い、なんにでも合って、食材を効果的にバックアップさせることに感激いたしました。
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善し・好し・良し |
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自畑で収穫したブロッコリーです。ブロッコリー好きなのですが、農薬が少しでも使用してあるのが、気がかりだったのですが、無農薬の自給自足で、やっと安心して食べれます。 |
和尚の友人である稲垣氏よりお送り頂いた板状の蕎麦とじゅうねん味噌です。板状の蕎麦を好きな大きさにカットして味噌をつけて焼きました。寒い地方では、このような食べ方があるようです。炭と蕎麦と味噌の香りが交差して風味豊です。紫蘇の仲間のじゅうねんが練りこんであるそうです。 |
急須の蓋を割ってしまって、別の蓋で代用しながら、使い勝手の良さそうな急須を探していたのですが、やっと見つけました。
南部鉄の急須です。使っていくうちに鉄分が溶け出し微量のミネラル効果で、体にも良さそうです。 |
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12月8日
小春日和が続いています。きょうは、成道会でした。お釈迦様が悟りを開かれた日のことで、本山でも法要が執り行われました。二日前に今年最後のご詠歌講習を行ったのですが、「成道会御和讃・ご詠歌」を皆でお唱え致しました。
右の写真は、先代が九州から52年前に持参した火鉢です。炭を熾して今冬も登場しました。
喉、風邪に効能があるので、下仁田葱を七輪で焼きました。インフルエンザが流行り始めているようです。うがい手洗いで予防よぼう。
藤森さんが、長野県の翌檜(あすなろ)を御持ちくださいました。以前ご法事の折にご親戚に長野の方が居られて、翌檜のことが話題になり、翌檜を挿し木にして大きくなったので御持ちくださった次第です。ありがとうございます。♪翌檜あすなろぉ明日はなろう(檜に)♪
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小笠原の代表果物
パッションフルーツ |
そして、そのジャムです。 |
12月4日
西高東低の気圧配置です。太平洋側は、冷たい風はありますが、ガラス戸越しには暖かな陽射しをもらっています。
昨日は、名古屋の小栗さまの100ヵ日法要が行われ、雨の降る中お寺までお越しいただきました。お疲れ様でした。ご子息は、大学の小笠原研究所に研究の為行かれているのですが、そのお土産を頂戴いたしました。パッションフルーツのジャムです。甘酸っぱく甘さも程よく、酸味も利いていて、とっても美味しいです。早々バターロールにつけていただきました。ご子息は4回生、来春は東大の院の方へ進まれる予定です。近ごろ、20歳前後の人たちをみると、まだ予期できぬ将来への期待と不安を感じたなぁーとその頃の自分を思い起こしますと同時に、その感覚は過去のものだったと感じ、これからの私は、どう散るかの方が課題なんだと、人生の流れを感じています。
話は変わりますが、私は日曜日の6時30分からの「サザエさん」が好きなもので時間が許す限り観るのですが、いま少なくなってきた家庭の理想像だと安心しながら観ています。家庭の中にでもいろんな問題は発生するけれど、家族だから許しあえる、無くてはならない存在であるはずですが・・・揉め事から逃げて、昔なら共に生活したはずの2世代が別べつに暮らし、老いた方は、やはり孤独は寂しくて、ケアハウスなどへ身を寄せられる。
そういう施設が本当に必要な人もいると思うのですが、両者とも今の風潮と我侭を貫き、そして親は諦める。聞いていて、さびしい話しです。 |
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12月1日〜2日
朝夕冷え込んでますが、昼間は暖かな陽射しをもらってます。
1日は庚申講の終い講がありました。「生きとし生けるものへの感謝と供養、そして豊作を祈ります」12月は精進料理を召し上がっていただいております。下記のメニューで皆さん「美味しいよ」と嬉しい言葉を頂戴しました。新しい試みとして、ラフランスを天婦羅にしたり、生湯葉も温かいものをお出ししました。
2日は7時より正光寺にて坐禅会でした。トクは暖かい処を求めて、ごろニャンしております
見ている私も潤びてきます。 |
12月の朝陽を受けて、もみじ紅葉盛り |
ごろニャン徳です |
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@〜D |
庚申講精進料理
@大蓋―山くらげ・蓮根の金平
A木皿―高野豆腐の味噌田楽
B木皿―天婦羅
(ラフランス、 アスパラ、南瓜、椎茸、人参)
C坪――胡麻豆腐
D大蓋―蓮根ひりょうず煮物、水菜お浸し
E坪蓋―生湯葉のオクラ、人参餡かけ
F平――おろし板蕎麦
G飯――白飯のごま塩かけ
H汁――揚げ、里芋、三つ葉の味噌汁
I水物―豆乳プリン
F〜Iは画像なし |
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