日々徒然9月
徒然8月
9月28日
昨日は、陽光が秋の日差しで気持ちいい一日でしたが、今朝は、坐っていると少し寒さを感じる朝でした。つい先日まで日陰を求めていたのが嘘のようです。
写真は一昨日の夜の訪問者です。廊下の天窓が開いていた処からお入りになったようで・・・
間近で見るのは、多分初めてかと思います。^^;近頃記憶に自信が持てなくって・・・
昨日は夕刻6時より別院にて管長さまの提唱・坐禅会・参禅があり、拝聴しにでかけてきました。
夏の間は夏期講座がありお休みだったので、久しぶりの参禅でした。
提唱は「毒語心経ー心」でした。いつも思うのです、私のような若輩者が提唱など理解できようもないではないか・・・と。
でも、静かに座り、管長さまの提唱を拝聴させていただく、その時間を与えていただけることが、何より自分にとって貴重な時間なのです。外国語のように聞こえていたお言葉も、なんとか入口には立つことができるようになりました。
静かな、しかし切れの良い立ち居振る舞いは、その人の心の鏡のようなもので、また見る者の心も引き締まってきます。
たくさんの参禅者が坐っていても、警策をもって歩かれる助警の方の畳を踏みしめる音だけが、聞こえます。
坐っていることをありがたく感じます。
9月26日
お彼岸も明けたのに、蒸し暑さが去ってくれませんね。でも夕刻、犬の散歩のときなど、稲刈りを待つ稲穂を風が渡っていきます。
お参りで賑わったお墓や位牌堂もいつもの静寂が戻ってきました。午後は、久しぶりに「おくりびと」の映画を観てきました。納棺師を演じる本木雅弘の死の儀式の美しさ、死に装束をまとう時の衣擦れの音が音響の中で響いていた、納棺師の先輩である山崎努がふぐの白子焼きを美味しそうに食べる「人間の生は、生き物の死なしでは成り立たない。食べることは、生き物の死に始末をつけることである」・・・けがれた職業と周囲から言われながら、その職業に誇りを見出していくまでを描いています。
主人公がチェロを弾く背景に山形の山々や川が映し出され効果をあげていました。

かわいいの一言です

シュウメイ菊がかわいく咲いています。

25日午後、正光寺支部のご詠歌講習会でした。
9月20日
ゆっくりした速度で通り過ぎていった台風は多くの雨を降らせ、たくさんの被害をもたらしてしまいました。
台風一過のきょう、明けの空は、厚い雲に覆われていたのが青空が見えるようになりました。
お彼岸の入りです。
位牌堂の裏には、今年も彼岸を知らせるまんじゅしゃげ(彼岸花)が咲いていました。
彼岸という言い方は到彼岸を略したものでこれはインドで使われている詞のひとつサンスクリット語の「パーラミター」(波羅蜜多)を訳した言葉で、文字通り彼岸へ到達するという意味です。(インターネット情報)
1.布施 他人へ施しをすること
2.持戒 戒を守り、反省すること
3.忍辱 不平不満を言わず耐え忍ぶこと
4.精進 精進努力する
5.禅定 心を安定させること
6.智慧 真実を見る智慧を働かせること
仏教の教え、六波羅蜜の徳目を毎日は忙しくて実行できなくても、お彼岸の中日はいつも祝日なのですから、実践してみようと思うのもいいことだと思います。
9月16日

きょうは、7月に「正光寺の歴史」を調べるため豊西小学校6年生9名の皆さんが来てくださったのですが、2回目の訪問です。
7月は和尚が時間が取れなかったため、9月に改めての訪問になり、申し訳ないことでした。
参考になれば嬉しいですね。





テラ君の「死体ごっこ」(クレヨンしんちゃん)ではありません。しばし天を仰いで潤びるテラ君です。
思わず心潤びさせてもらいました。。。
以上一昨日の現場からでした。

この雨で一斉に芽を出しました。4列整列です。
同様・・・動揺^^;
境内の草たちも地上に顔だして・・・いるでしょうね。

ご詠歌の講習の後、茶話しています。
きょうは玉華堂のみたらし団子にしました。2名お休みで10名参加くださいました。お疲れ様でした。
9月14日
昨日は久しぶりの夕立ちに大地が潤いました。11日は涌出詠監さまにお越しいただき、正光寺のご詠歌講習会でした。
10月16日の本山でのご詠歌大会に向けての練習でしたが・・・^^;4年目を迎えましたが、なかなか儘なりません。ご詠歌は上手に歌うものではない分、いろんな内面も関与して深いものだなぁーとつくづく思います。お彼岸経が始まっています、バイクで地元から家庭訪問させていただいています
畑も耕運機をかけて、ネギ苗も植えて秋植えの種も蒔きました。

花を大きな鉢に植え替えました。がんばって咲いて楽しませてくださぁい。花は終わったと思っていると、小さな花が傍らから咲き始めます、そんな瞬間がかわいいんですよね(^−^)大切にした分応えてくれます。
唐辛子の葉を採って、炒め煮にしました、結構美味しいです(^^);

村社である天神社のお賽銭が、今年盗難にあいました、皆さんの力で新しくなったのですが、
文字入れのご依頼があり、和尚が書かせていただきました。いろいろ試し書きして、この書体に・・・
9月9日
外作務をすると、まだまだ汗びっしょりになりますが、空が高い感じです。秋の気配・・・
昨日の夕刻、和尚が刈った参道の草を早朝よりかき集め、軽トラックで裏の空き地に草を積み上げました。年に5回決まった頃に繰り返す作業の一つですが、かき集めていると、気の毒なほど、秋の虫たち(特にコオロギは家族ぐるみのようでした)が大慌てで引っ越しをしているのを目にします。ごめんの気持ちが残ります・・・
8月の上旬亀が1匹水替えの最中に家出しました、そのまま行方不明になっていたのですが、1ヶ月ぶりに奇跡の生還となりました。裏参道で蹲っているのを発見!すごい生命力です、良かった(^0^)
昨日、魚釣りが趣味の小栗氏から気田の鮎を頂戴しました、早々塩焼きにしていただき、その美味さに感謝ぁ〜〜〜ほんとに美味しかったです。

1匹奇跡の生還を果たし、只今4匹が仲よくしています。男の子は何匹?女の子は・・・

              へしこ
9月7日(3じ過ぎちょこっと)
朝7時から座禅会でした。
先日下見に行った処のへしこです。糠を軽く取って、焦げないようにさっと焙ります。絶妙ぅ
若狭地方では鯖が大漁だったので、保存するには・・・と昔人の知恵の賜物ですね。すごく美味しいのでご紹介しました。
左の写真は、バナナでつくった糸です。実際の色目はもっと黄色が濃い目です。思わずバナナを連想させてくれそうな。。。美味しそうな糸なのです(笑)糸の太さは中細くらいかな、腰の無い糸なのでマフラーでも編んでみます
。森林伐採が進む中、無駄にしないように考案されたバナナの木で糸を作ろう。。。

            バナナの糸

三方五湖を梅丈岳から見下ろした風景です。五湖がすべて見降ろせます。
写真をクリックして風景をお楽しみください。
9月4日
暑さ寒さも彼岸まで・・・たぁしかにっ!
恒例の正光寺研修旅行のプランをたてる時期が迫ってきたので、下見に出かけてきました。旅先は若狭方面です。いつも感じるのですが、実際に行って実感しないと、本当にわからないものです。宿泊施設の接客から掃除に至るまで・・・金額的なラインもあるので、なんとかその中で、より以上のものをと、足を運びました。金額の面、日程、参加者の年齢などなど考慮せねばならない面は多々あり、ランチメニューもその地ならではのものを召し上がってほしい・・・
他の旅行社に劣らない拘りのプランです、ご参加お待ちしてます(^−^)

             誓いのカギ
誓いをたてて、鍵を結んで、キーを三方五湖に向かって投げます。たぁ〜くさんの鍵が結んでありました。               

by和尚
9月1日
9月に入りました。日差しは8月の続きですが、ときおり、雲が大きな木陰を作ってくれます。
今月はお彼岸月、お彼岸の週は本堂西の間にて「写経道場」が設けられます。

本山では15日に「観月の夕べ」が催されます。
ご詠歌講習会も10月の大会に向けて熱が入ってきます。
などなど・・・秋の入口、お彼岸の月9月を楽しみたいものです。

写真は、今月の伝道版です。