8月21日
夏休み前に銅板屋根も四方が貼られ、昨日からは下り棟にハマグリ状の銅板が納められます。南北面と東西面の鉛zが異なる為このハマグリも右と左とでは長さも違います。この微妙さも屋根の美しさを出すためには必要なこと、でも酷暑の中の作業が案じられます。
堂内は鴨居や敷居がきれいに納まり各壁の下地が貼られました、そして内陣の折上格天井の下回りが組み上げられます。
職人さんの道具は宝物です。日本の名工によって作られたのみや鉋、げんのうなどどれも美しい、そしてそれらは職人さんが大切に使い、大切に手入れが施され、さらにさらに美しさを深めていくのでしょうね。でもそれらを使いこなせる職人さんも、作る職人さんも減る一方だそうです。 |
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