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10月31日
本堂広縁の天井も貼り終わりました。この本堂は以前にもご紹介しましたように、屋根はおとなしく低めに、天井は高めにということで、垂木を堂内で見せる工法です、垂木の斜めのラインと天井の平面との調和も面白さと美しさを両立しています。そして、その下にかけられた虹梁(彫り物が施されたもの)が、また重要な役割と美しさをかもしだしてています。実はこの虹梁、上面が椀曲しているのです。見た目には分かりませんが、真っ直ぐだとその上の雲肘木や斗(ます)の重量感で押し下げられる錯覚を防ぐのだそうです(゜_゜>)フーム 残すは内陣の天井のみです、馬渕さんが丁寧にその準備にとりかかっていました。
書院棟のベースコン打設でした、大桑さん出動でした。雨の3連休の予報なので、ブルーシートで覆われました。 |
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10月25日
室中(しっちゅう)・脇間(わきま)の天井が貼り終わりました。室中の折上格天井の折上部分の美しさには、いろんな秘密が隠されています。そのひとつ、コーナーの折上のアーチ部材には他の物とは太さ形が異なり、人の視線の錯覚が考慮されているそうです。いわゆる√2の割合らしいのです。。天井から一段下がった壁面も普通は柱が見えるものですが、ここはアリ壁と言って柱を隠してしまう技法だそうです。古い書院造りなどに見られますが、上品な雰囲気を醸し出しています。 |
√2のアーチ&アリ壁 |
位牌堂・納骨堂の基礎部分です、きょうは配管屋さんが工事中です。 |
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10月16日
きょうから位牌堂、納骨堂の基礎にコンクリートが流されました。お檀家さんの大繝tローサービスの出動でした。
本堂の中では、佐野棟梁、馬渕さんで折上格天井が組み上がりました。 |
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10月12日
先日ご紹介した本堂室中(しっちゅう)の折上格天井(おりあげごうてんじょう)の折上部分が美しく納められました(写真)。想像以上に天井が高いのでびっくりです。
棟は低めに落ち着かせ、軒は深く雄荘に、天井はなるべく高くの理想を見事にクリア―して下さっています。
昨日、佐野棟梁の仕事が終了したのが夜の8時半を回っていました、空腹も忘れ、ずっと仕事をしていても苦にならないそうです。<m(__)m>感謝です。
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10月8日
このところ、佐野棟梁は本堂中央の格天井の準備に余念がありません。折上格(ごう)天井ですので、その折上げ部分(椀曲部)の部材作りと格天井の組み合わせ部分の納めには、匠の技をもって臨んでいます。出来上がってからは全く見えないところですが、ここが手抜きできないところなのでしょう、其々の仕口をご覧ください。
馬渕さんは妙見堂を造作です。旧妙見堂の火灯(華灯)ワクを再利用して納めています。一体どうやって納めたのでしょう・・・不思議なことばかりです。
外では位牌堂や納骨堂の配筋作業が始まりました。これまた結果は見えない部分ですが、そここそが大事なのでしょう!宜しくお願いいたします。(^人^)合掌 |
位牌堂、納骨堂の配筋作業 |
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佐野棟梁 |
馬渕さん |
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